幸福のサイクルへリードする
90日　和やかマインドメソッド

アダルトチルドレン専門カウンセラー平風かずのぶです

カウンセリングの現場でアダルトチルドレンヒーロタイプの方からこんな相談頂きました。（ご本人様の承諾を得て掲載しています）

「いろいろと目標を設定するにしても本当に自分がしたい事か分かりません。どうしたら自分軸で自分らしく自己実現できるようになれるでしょうか」

「自分軸で自分らしく自己実現」していく為には、ずばり、以下の３つの質問を自問自答することをご提案します。

①「どうなったら満足？」と本当の心の声を聴いて目標を設定する

②「今の自分でも確実にできる事は何？」で目標に向かって一歩ずつ進む

③そして日々「うれしかったことは何？」で幸せを感じながら過ごす

以上の三つです。

順番に説明しますね。

自分軸で生きていく為の自分への質問その1

① 「どうなったら満足？」で目標を設定するについてです。

自分軸を作るにあたり「自分にとって何が満足なのか」を先ずしっかりと明確にし、それをもとに具体的な目標を定めることが重要です。

これにより、自分が本当に求めているものに焦点を当てる事が出来ます。

そして他人の目が気になることからくる迷いや不安を減らすことができます。

逆に言うと自分が満足できる求めているものがはっきりしていないと、他人の目や他人からの評価などが中心になってしまい結果的に他人軸に自然となってしまうんです。

はじめのうちはどうなったら満足か自分自身の声が分からない場合があります。

そんな時は日常の小さな事から始めて練習していくことが大事です。

例えばランチを数人で食べに行って周りのみんなは天ぷら定食をたのみました。

（僕が実際に経験した出来事です　笑）

自分は親子丼定食を食べたいとします。

そんな時は迷わず親子丼を頼みましょう。

注文が皆と違うと来るのが遅くなり迷惑かけるとか、空気読まない奴と思われたらどうしようとか、関係ありませんからね。

自分の心の声に従っていきましょう。

そして親子丼を注文し食べた終えたあなたを自分で「偉いね。自分の心の声に従えたね。」と褒めてあげましょう。

目標設定し、達成し、褒めることで自信が付き、自己肯定感も上がります。

そして、自分軸は少しずつ強くなります。

親子丼って、些細なことのように思うかもしれませんが、アダルトチルドレンのヒーロータイプの方は小さな頃からいい子が染み付いています。親子丼すら頼まず他人にあわせるのです。

あなたも別の場面で、親子丼を食べたいのに、顔色うかがって天ぷら定食を頼むようなことを日常でしていませんか？

先ずはこのレベルからスタートでいいんです。小さなことから練習していきましょうね。

次の二つについてお話ししますね。

自分軸で生きていく為の自分への質問その2

② 「今の自分でも100%確実にできる事は何？」で目標に向かって一歩ずつ進むです。

大きな目標に向けて、先ず今の自分でも100%実現可能な小さなステップを見つけましょう。

少しずつ進むことで成功体験が積み重なり、自信をつけやすくなります。

これまではどうせやっても上手くいかないかなぁと思うことがあったかもしれません。

しかし先ずは小さな目標でいいんです。

•パソコン開く
•メール返事する
•コーヒー飲んでリラックスする
•歯を磨いて歯をきれいにする

などの小さな小さな目標をまず宣言して実行してくださいね。

潜在意識は目標の大小を区別出来ないので「自分は目標を立てれば必ず達成する人間だ」と勘違いします。

すると根拠のない自信が芽生えます。

自信が芽生えると行動するので実際に成果も出てきます。

そして自信の無さから来る他人軸をいつしか克服できしっかりとした自分軸ができやがて自分らしく自己実現できるようになるのです。