幸福のサイクルへリードする
90日 和やかマインドメソッド
アダルトチルドレン専門カウンセラー平風かずのぶです
リフレ―ミングという心理学用語をきいたことありますでしょうか?
リフレーミングとは、物事を見る枠組み(フレーム)を変えて、違う視点で捉え、自分が元気になれ成長できる解釈ができる状態になることです。
リフレーミングには状況のリフレーミングと意味のリフレーミングがあります。
目の前の出来事が今は不都合でも、その出来事や関わる人を違う状況に置きプラスに転換します。
例えば、以前の私だと海外出張の移動は長くて疲れるなぁと思っている状況に、本をたくさん持ち込むことで、移動中が、スマホや他人から離れゆっくり本に集中できる自分だけの贅沢な空間になりました。
このように状況の意味を変える事を状況のリフレーミングと言います。
一方で、出来事の意義を色々な方向に考え、「これは自分に必要な経験だった」「この経験はこれからも活かせる」など、価値を見出す手法が内容のリフレーミング(別名、意味のリフレーミング)です。
仕事で大きな失敗があった。
失敗したことで、本当にやりたいことを自分で考え抜けたからカウンセラーになれた。
失敗という経験を私は「自己実現」に置き換えリフレーミングしたのですね。
このリフレーミングという手法をあなたは今までも聞いたことがあるにせよ、無いにせよ、捉え方や心の持ち方を変えるというのは特にリフレーミングと言う言葉を知らなくてもやっていると思います。
考え方が変わると感情も一瞬で切り替わるのでストレス対処と成長においてとても大事な手法です。
認知行動療法の「本当にそうだろうか?」と認知を変える手法やポジションチェンジ(空イスのワーク)で他人になりきって新たな意義を見出すという点では、共通点がありますね。
しかし、このリフレーミングですが、アダルトチルドンの傾向性の強い方がやると、何か自分に嘘をついているように思ったり、問題から逃げているように思って、自分を責めたり、しっくりこない方もいらっしゃります。
反対に、リフレーミングによってすごく元気になったり、あらたな気づきを得たりして上手く行く人もいます。
この差はなんでしょうか
それは
「はじめに出て来た感情を十分に味わっているか、味わっていないか」の差です。
先ほどの私の場合では、仕事に失敗したという意味のフレーミングの例だと
「失敗して悔しかったよねー」「本当に悔しかったよね~」「落ち込むよね~」「仕事辞めたいよね~」「そもそも本当にやりたかった仕事なのかなあ」ととことん思考と感情を味わったのです。
このように思考と感情を受け入れて、とことん、味わうことで、リフレーミングの効果が倍増します。
リフレーミング後も
「新しい仕事めちゃくちゃ楽しい!」「本当に充実感ある~」という感情も味わいきるのです。
すると、リフレ-ミングがより高い確率で成功します。
アダルトチルドンの傾向性の強い方にとって、リフレーミングはネガティブな感情-100が-70にもなれば成功ですが、この感情を味わいきることで、よりネガティブな感情が小さくなります。
ポジティブ感情はどんどん大きくなります。
リフレーミングをする時には是非この感情と思考の受け入れをやってみてくださいね。
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