幸福のサイクルへリードする
90日 和やかマインドメソッド
アダルトチルドレン専門カウンセラー平風かずのぶです
解決志向アプローチをご存知でしょうか?
解決志向アプローチとはアメリカのBFTC(Brief Family Therapy Center)で研究され、開発されたカウンセリング(心理療法)の理論で、家族療法をルーツを持つ短期療法(ブリーフセラピー)の1つです。
このブリーフセラピーには3つの中心哲学があります。
【ルール1】うまくいっているなら、変えずにそのまま続けよう
【ルール2】一度やって、うまくいったのなら、再びそれをしよう
【ルール3】うまくいっていないのであれば、何でもいいから違うことをしよう
この3つの中心哲学はアダルトチルドレン克服に非常に有効です。
なかでもヒーロータイプに特に効果的なのです。
なぜ、ヒーロータイプに効果的なのか理由をひとつずつ、挙げますね。
【ルール1】うまくいっていることは、変えずにそのまま続けよう。
ヒーロータイプのアダルトチルドレンは、いい子の癖がしみつき、よりよくしようと、常に自分や現状を否定して改善しようとする傾向があります。
完璧を求めるあまり、すでにうまくいっていることに対しても改良を試みてしまいます。
そして結果的に改悪してしまう事が多いのです。
しかし、このルールは「現状がうまくいっているなら、それを維持することが最良だ」と教えてくれます。
無理に変えようとせず、現状の良い部分を認識し、それを大切にすることで、ストレスを軽減し、自己肯定感を高めることができます。
【ルール2】一度やって、うまくいったのなら、再びそれをしよう
ヒーロータイプのアダルトチルドレンは、新しい方法や手段を試そうとすることが多いですが、過去に成功した方法を繰り返すことも重要です。
このルールは、過去の成功体験を再評価し、それを再現することの価値を教えてくれます。
成功体験を繰り返すことで、自信を持ち続けることができ、安定した結果を得ることができます。
【ルール3】うまくいっていないのであれば、何でもいいから違うことをしよう
ヒーロータイプのアダルトチルドレンは、失敗を恐れるあまり、たとえうまくいってなくても、同じ方法を繰り返しがちです。
しかし、このルールは「失敗しているなら、新しい方法を試すのがよい」と教えてくれます。
違うアプローチを取ることで、新たな解決策を見つけることができ、自己成長にもつながります。
失敗を恐れず、新しい挑戦をすることで、柔軟な思考と行動が身につきます。
実際の応用例をご説明しますね。
例えば、あるヒーロータイプのアダルトチルドレンが仕事でストレスを感じ抑うつ状態になっている場合を考えます。
現状がうまくいっている部分(例えば、同僚との良好な関係やうまくっている業務内容)があるなら、それを維持し、変えようとしないことが重要です。
ヒーロータイプの方は0か100かの思考くせが強く、失敗したり嫌になると、うまくいっている所も否定して、変えてしまおうとします。
うまくいってるところは変えなくていいのです。
そして、一度うまくいったストレス解消法(例えば、定期的な運動や趣味の時間)を洗い出し、再度取り入れることで、ストレス管理ができます。
一度うまく行ったことを継続させることでより良くなっていくのです。
最後に、もし、今の方法がうまくいっていないと感じたら、新しいストレス解消法(例えば、瞑想やカウンセリングを受ける)、それでもうまくいかない場合は役職を降りる、転職、起業という道もあります。
なんでもいいから、新しいことをやってみてくださいね。
まとめ
3つのルールは、ヒーロータイプのアダルトチルドレンにとって非常に有効な指針です。
このシンプルなルールを取り入れることで、無理な改善を避け、成功体験を繰り返し、失敗を恐れずに新しいアプローチを試すことができます。
これにより、自己肯定感が高まり、ストレスを軽減し、健全な成長が促されます。
自分自身のために、このルールを生活に取り入れてみてくださいね。
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