【アダルトチルドレンを克服】自分を追い詰める「○○すべき」から脱却するには

こんなお悩み頂きました。


「○○すべき」という考えにとらわれて苦しいです。

どうすればいいでしょうか?

これは多くの方が感じる悩みです。

「○○すべき」という思考に縛られると、自分で自分を追い詰めてしまい、息苦しさを感じることがあります。

ここでは、その思考を少しずつ和らげていく方法についてお伝えします。

「○○すべき」を「どちらでもかまわない」に言い換える

答えはシンプルです。

「○○すべき」を「○○してもかまわないし、しなくてもかまわない、どちらでもかまわない」に言い換えることです。

なぜこれが効果的なのでしょうか?
「○○すべき」という考え方は、例外を許さない厳格なルールのようなものです。それが自分を縛り付け、心を苦しめます。

そこに選択肢を与えることで、心が柔らかくなり、視野が広がります。

例えば、「全員に好かれるべき」という思考を「好かれてもいいし、好かれなくてもいい、どちらでもいい」と捉え直すことで、大きな気持ちの変化が生まれます。

心も体もとても軽くなります。

「好かれるべき」という呪縛に縛られていた過去

私自身、過去に「人に好かれるべき」という考えにとらわれていました。

例えば、職場やコミュニティで好意を持たれようと無理をして、行きたくない飲み会に顔を出し、疲れ果てて帰宅する日々が続きました。

「認められなければならない」と自分にプレッシャーをかけ、職場の部署が及第点に達しないと聞いた日は「自分は不合格品なのか!!?」と落ち込み、激怒し、発狂しかかり、恨みを抱えて眠れない日々が続きました。

しかし、カウンセリングを受け、自分の考え方を見直す中で、「好かれてもいいし、好かれなくてもいい、どちらでもいい」と考えることができるようになりました。

そして、「全員に好かれる必要はない」と受け入れたとき、心の重荷がすっと軽くなりました。

自分に許可を出すことで人生が楽になる

「○○すべき」という考えは、自分の心を苦しめるだけでなく、人に対してもそれを求めてしまい、やってくれないと腹が立つ原因にもなります。

逆に、「○○してもかまわないし、しなくてもかまわない、どちらでもかまわない」と自分に許可を出すことで、心が解放されます。

それは自分自身を受け入れる第一歩です。

たとえば、「完璧であるべき」という思考に縛られていると、ミスを許せず自己嫌悪に陥ります。

人のミスも許せなくなります。

しかし、「ミスしてもかまわない」と思えると、人に優しくなり、失敗すら成長の一部として受け入れられるようになります。

柔軟な思考が心を軽くする

「○○すべき」という考えを「どちらでもかまわない」に言い換えることは、自分を解放し、人生を楽にするための第一歩です。

もし、まだその一歩を踏み出すのが難しいと感じるなら、カウンセリングを通じて一緒に考えてみませんか?

自分を縛りつけている思考を少しずつほぐし、自分らしい生き方を見つけるお手伝いをします。

あなたも「どちらでもかまわない」と許可を出し、心が楽になる新しい人生を始めてみませんか?

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