【アダルトチルドレ克服】ちゃんとした自分でなければダメですか?

幸福のサイクルへリードする
90日 和やかマインドメソッド

アダルトチルドレン専門カウンセラー平風かずのぶです

見せたくない「みっともない私」

「弱音を吐いたら、嫌われる気がする」
「できない私を見せたら、幻滅されそう」

そう思ってしまうのは、アダルトチルドレンの中でも特に“ヒーロータイプ、ヒロインタイプに多く見られる特徴です。

自分を良く見せたい。

ちゃんとしていたい。

恥をかきたくない。

でも、実はその裏にあるのはただの“見栄”ではなく、深い愛の記憶なんです。

「いい子」でなければ愛されなかった過去

ヒーロータイプ(ヒロインタイプ)は、家庭の中で「しっかり者」を演じることで愛されようとしてきました。


親が不安定だったり、家庭に問題があった場合、子どもなりに「自分が頑張らなきゃ」と、無意識に役割を引き受けてしまうのです。

「泣かない私」「我慢する私」「ちゃんとする私」しか、愛されなかった。

だから今も、「できない私」「未熟な私」になるのが怖くなる。

それは“ありのままの自分”が、否定されるトラウマの記憶が残っているからです。

弱さを出すときの、もう一つの恐れ

「みっともない私を見せたら、軽蔑される」


この感覚の正体は、“昔の誰かのまなざし”を今も自分に向けてしまっていることです。

たとえば、親や周りの大人があなたの弱さに冷たい態度をとっていた場合、その“冷たいまなざし”を、今も自分で再現してしまうのです。


だから、他人が責めていなくても、自分が自分に厳しくなってしまう。

本当は、誰もあなたを責めていないのに、自分自身が最大の批判者になってしまっているのです。

解決のヒント「誰にも見せなくていい弱さ」から始める

無理に誰かに弱さを見せなくていいんです。


まずは、自分だけの空間で、自分にだけ見せてあげてください。


たとえば


・夜、ひとりで自分を抱きしめる
・「できなかったこと」を責めずに「よく生きてるね」とねぎらう
・「助けて」とつぶやいてみる


これは、他人に甘える練習ではなく、自分が自分に優しくなる第一歩です。

他人は「完璧なあなた」に惹かれているわけじゃない

魅力的な人とは、弱さや葛藤を受け入れながらも、それでも前に進んでいる人です。


失敗しながら、泣きながらでも、あきらめずに生きている姿は、成功談よりも、何倍も人の心に響くものです。

ヒーロータイプの方こそ、リアルな弱さを見せることで、周りとつながる力を持っています。


それは、決して“みっともないこと”ではありません。


良く見せたい心理とは

この「良く見せたい心理」は、ただの自意識過剰ではなく、「親を救いたかった願いの残像」であることも多いのです。

親の不安、怒り、悲しみに寄り添い、「私が頑張れば、親は救われるかもしれない」と信じてきた。

だからこそ、今でも「弱さ=親をがっかりさせる裏切り」と感じてしまうのです。

でも本当は、あなたが救われる側だった。


もう、誰かを救うために自分を良く見せ続けなくていい。

そう自分に言ってあげてほしいのです。

最後に

ヒーロータイプ、ヒロインタイプのあなたへ。


強くなくても、失敗しても、みっともなくてもいい。


泣いても、立ち止まっても、いい。

「ありのままの自分」を、まずはあなた自身が、そっと見つめてあげてください。

完璧じゃないあなたにこそ、人は安心し、やさしさでつながっていきます。


あなたに伝えたいです。

今日もそのままで、生きていてくれて、ありがとう。

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