【アダルトチルドレン克服】「自分の考え」が湧かないあなたへ。それでもあなたには選ぶ力がある。

幸福のサイクルへリードする
90日 和やかマインドメソッド

アダルトチルドレン専門カウンセラー平風かずのぶです

こんなお悩み、頂きました

「自分はどうしたいのか、わからない」
「“どう思う?”と聞かれると、言葉が出てこない」
そんなふうに感じることはありませんか?

考えなきゃ、決めなきゃ、でも何も浮かばない…..


それを「自分がダメだから」と責めてきた方も多いのではないでしょうか。

実はそれ、“心のブレーキ”がかかっているだけかもしれません。

「考えちゃダメ」は心を守る知恵だった

心理学では、こうした無意識のブレーキを「防衛機制」といいます。


たとえば子ども時代、「口出ししないで」「黙っていなさい」と言われ続けたとしたら、心は「考えると怒られる」「黙っていた方が安全」と学んでしまいます。

そして、こうした心の癖をTA(交流分析)という心理学では、「禁止令」と呼びます。

禁止令は全部で12個あるのですが、そのひとつが「考えるな(Don’t Think)」です。

これは、親や周囲の態度・言葉から、子どもが無意識に受け取ってしまう“心の命令”のようなものです。

「子どもは黙ってなさい」
「口答えしないの」
「余計なこと言わないで」

そんな言葉や空気のなかで育つと、子どもは「考えないほうが安全」と学んでしまいます。


そして大人になっても、そのまま「自分の意見が出てこない」苦しさに繋がっていくのです。


これは、自分の考えや意見を持つことが“危険”だと感じて身につけた生き方のパターンなんです。

クライアントさんの声「私の意見って、必要ですか?」

以前、クライアントのAさん(40代女性)も、こう話してくれました。


「私、いつも“正解”ばかり考えてて、“自分の意見”なんて考えたことないんです。子どもの頃から、黙ってた方が怒られなかったから…」

彼女は三人兄妹の長女。
「家族がうまくまわるように」
「親の期待に応えられるように」
そうやって“考えること”を手放して、大人になったのです。

そして、家庭でも職場でも、言いたいことを抑えて、自分の気持ちが分からなくなってしまったのです。

私自身も、かつては「どう思う?」と聞かれるのがとても苦手でした。


四歳で父が居なくなった母子家庭の私は、周囲に「しっかりしなさい」と言われ続け、親の期待に応えることが“正解”だと思い込んでました。

私は、自分の考えを持つことにすら気づけませんでした。

自分の考えよりも、怒らせてないこと、好かれたいことに重きを置いて、人に合わせてばかりで、社会人になってからは上司、部下との板挟みや仕入先と販売部門との板挟みに苦しみました……

ロスタイムのような、会社員生活で、早く定年がこればいいのにと思っておりました。

禁止令「考えるな(Don’t Think)」に苦しみ続けてきたのですね。

どうやって禁止令を手放していけばいいのでしょう?

では、どうやって、その禁止令を手放していけばいいのでしょう。

四ステップあります。

まずは「自分には“考えるな”という思い込みがあった」と気づくこと。


その気づきだけで、心に新しいスペースが生まれます。

次に言い換えて、自分に許可を出すことです。

「わからなくても、構わない」

「答えが浮かばなくても、いい」

「正解じゃなくても、大丈夫」

「考えられるにこしたことはないけど、今は考えられなくても構わない」

この“こしたことはない”という言い方は、責任感が強いヒーロータイプにとても効果的です。

その次に、インナーチャイルドに語りかけることです。

「あなたの考えを聞かせてね」
「もう怒られないよ。自由に思っていいよ」
心の奥の小さなあなたに、そっと声をかけてあげてください。

最後に小さな選択からはじめることが大事です。

今日のランチ、何食べたい?
この服、着たい?やめとく?
そんな小さな“自分の気持ち”を選ぶ練習が、大きな一歩になります。

心からあなたに伝えたいこと

「どうしたいの?」
そう聞かれても、自分の考えが出てこない。


そんなあなたに、私は心の底から伝えたいんです。

それは、ダメだからじゃない。

ただ、あなたがそれだけ人を思いやって生きてきたということなんです。

怒られないように、嫌われないように、
誰かをがっかりさせないように…..
自分の気持ちや考えを、どれだけ飲み込んできたんでしょう。

そうしないと、生きていけなかったんですよね。
それって、本当にすごいことです。
あなたは、守り抜いて、ここまで来た。
その強さに、私は胸がいっぱいになります。

心理学では、「考えないほうが安全」と心が学習してしまうことを「禁止令」と呼びます。


そして、何度も否定されたり、安心できる関係がなかったりすると、「考える」こと自体が怖くなってしまう。


これは、あなたが感じていた“生きづらさ”の、理由のひとつかもしれません。

でも、もう、あなたは大人になりました。


自分に、「考えてもいいよ」「間違えてもいいよ」って、
今から“許可”を出していいんです。

そして、その小さな許可こそが、あなたの人生を変えていく、確かな一歩になるんです。

言葉にならなくても大丈夫。
わからなくても大丈夫。

迷っても、止まっても、それでもあなたには、自分の人生を選ぶ力がある。

その力は、ずっとあなたの中に眠っていたんです。
今、それが静かに、でも力強く目を覚まそうとしています。

あなたは、どんなあなたもまるごと肯定していいんです。
過去のあなたも、今のあなたも、そしてこれからのあなたも。

あなたはもう、誰かの期待の中じゃなく、
“自分の声”で、生きていい。

あなたの人生は、あなたが決めていい。

どんなときも、あなたが一番、あなたの味方なんです。

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