【アダルトチルドレン克服】なぜ恋愛になると、人が変わったように苦しくなってしまうのか?

幸福のサイクルへリードする
90日 和やかマインドメソッド

アダルトチルドレン専門カウンセラー平風かずのぶです

こんな恋愛のお悩みありませんか

普段の仕事では完璧主義で、周囲からも「仕事ができる頼れる人」「いつも穏やかで優しい人」と言われている。

それなのに、こと「恋愛」となった瞬間に、まるで別人のように情緒が不安定になってしまう……。

実は、カウンセリングの現場でもこの恋愛における苦しさ、多く寄せられます。

「どうして好きな人といるのに、こんなに苦しいんだろう?」

「なぜいつも自爆するような行動をとってしまうんだろう?」

その答えはズバリ、恋愛こそが、あなたの心の中に隠されていた「心の傷」を100%引き出す引き金になるからです。

恋愛になると顔を出す「4つの防衛反応」

普段は理性的で自立している人ほどパートナーシップにおいて以下のような「極端な一面」が顔を出します。

(1)激しい見捨てられ不安

LINEの返信が遅いだけで「嫌われた」「もう終わりだ」と絶望する

(2)試し行動の連発

わざと冷たい態度をとったり「もう別れる!」と言ったりして、相手の愛情を試そうとする

(3)過剰な自己犠牲(ダメンズ製造機)

相手の機嫌を損ねないようすべてを合わせ、尽くしすぎて都合のいい関係になってしまう

(4)ゼロか百かの完璧主義

相手のちょっとした欠点や「価値観の違い」が許せず、一瞬で百年の恋も冷めて心のシャッターを降ろす


職場や友人関係では「大人の仮面」を綺麗に被れていても、恋愛になるとその仮面がドロドロに溶けて、幼少期の傷ついた子どもの自分が暴れ出してしまうのです。

解決策はズバリ、「パートナーに親の影を重ねていることに気づき、脳の『主従関係バグ』を解くこと」です。

恋愛心理学でよくありがちなのが、「もっと自分を愛しましょう」「コミュニケーション術を磨きましょう」というアドバイスです。
しかし、どれだけテクニックを学んでも、この衝動が暴走するのを止められなかったはずです。

なぜなら、あなたが本当に対峙しているのは「目の前の恋人」ではなく、あなたの心の中にいる「かつての親」だからです。

心理学ではこれを「転移(Transference)」と呼びます。

アダルトチルドレン(AC)にとって、恋愛という「一対一の親密な関係」は、幼少期の家庭環境(未完の感情)をそっくりそのまま再現するステージになってしまうのです。

失った幼少期を取り戻すための「リベンジ・マッチ」

あなたが恋人に理不尽に怒りをぶつけたり、異常に甘えたり、見捨てられないか怯えたりするのは、目の前の相手を困らせたいからではありません。

幼い頃、親に「ありのままの自分」を受け入れてもらえなかった、愛してもらえなかったという未完了の悲しみを、「この人を使って今度こそ解消してやる!」という脳の強烈な生存本能(リベンジ)が、無意識に働いているからなのです。
つまり、恋愛で出てしまうあなたのコントロールできない姿とは、狂暴なモンスターなどではなく、「あのとき泣けなかった、限界まで我慢していた小さなあなた」そのものなのです。

近すぎる距離感が脳の「警戒アラーム」を誤作動させる

なぜ友人関係では出ない激しい感情が、恋愛だと出てしまうのでしょうか。

それは、「心理的距離の近さ」に原因があります。

ACにとって、他人と距離があるうちは安全です。
しかし、恋愛によって距離が縮まり「世界で一番大切な人」になった瞬間、脳はこう錯覚します。

「この人は、かつて自分を傷つけた親と同じくらい、自分に影響力を持つ存在だ」と。

すると、心理学でいう「愛着スタイル(不安型・回避型)」のバグが発動します。

「愛してほしい(でもどうせ裏切るんでしょ!)」という強烈な葛藤が、あなたをコントロール不能な行動へと走らせるのです。
相手を好きになればなるほど、比例して恐怖が増していくのは、脳が「これ以上近づいたら危険だぞ!」と大音量のアラームを鳴らしているからです。

例えば、こんな風に視点を変えてみてください

あなたが恋人の言動にブチ切れたり、泣き叫びたくなったりしたとき。

心の中で、「舞台の照明」をパッと切り替えてみてください。

今、あなたが恋人に向かって「なんで分かってくれないの!」と叫んでいる舞台。

そのスポットライトを恋人から少しずらして、背景の暗闇を照らしてみると、そこには「かつてあなたの話を全く聞いてくれなかった親」が立っていませんか?

あなたが本当に怒っている相手、本当に泣きつきたい相手は、目の前の恋人ではなく、その背後にいる「親」なのです。

それに気づくだけで、脳のバグは解け始めます。

「あ、私は今、彼に怒っているんじゃなくて、昔のお母さんを重ねて怯えているだけだ」と客観視できれば、恋人に自爆特攻を仕掛ける前に、ふっと踏みとどまることができるようになります。

その苦しさは、あなたが「本気で生き直そうとしている」から

恋愛でボロボロになり、抑えきれない感情が出てしまう自分を、「なんて私は恋愛不適合者なんだろう」と責めないでください。

その激しい感情が湧き出るということは、あなたがそれだけ「相手を信頼し、心の奥底にある傷をひらいて、今度こそ幸せになりたい」と命がけで願っている証拠です。決して悪いことではありません。

恋人は、あなたの親の代わりにはなれません。

傷を埋めてもらうための道具でもありません。

だけど、「過去の呪縛に気づかせてくれる、最高の鏡」にはなってくれます。

暴れる感情をただ抑え込むのではなく、「あぁ、私、本当はこんなに寂しかったんだね」「怖かったんだね」と、まずは自分が一番の理解者になってあげてください。

あなたの恋愛が、お互いを傷つけ合う「戦場」から、お互いを癒やし合う「温かい居場所」へと変わっていくことを、心から応援しています。

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