他人軸の「いい子の自分」を手放し
自分軸の「本当の自分」を取り戻す
不安 イライラ 無気力 感情のフタをあけることで
自分の本当の声がみつかり
人生をのびのびと楽しめるようになる
幸福のサイクルへリードする
90日 和やかマインドメソッド
心理カウンセラー平風かずのぶです。
先日クライアント様よりこんなお悩み頂きました。
「同居している義母からの息子への言い方や態度に腹が立って仕方ないです。
これまでも、義母が私へ批判してくることが多くなかなか怒りが収まりません。どうしたらいいでしょうか?」
解決法はずばり、怒りの奥に潜んでいる本当の感情に焦点を当てることです。
なぜなら怒りというのは二次的な感情だからです。
一般的に怒りが出たときの表面的な解決法は先ず6秒待つ、深呼吸するなどの対処法です。これらはアンガーマネジメントと言われており、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
しかしながらこれらは表面的な対処法です。
あなたの怒りの奥に隠れた真の感情に焦点を当てる必要があるのです。
ご相談者様の話によると
義母様は息子様自身が塾の宿題をやってない事でご相談者のしつけに対して批判していたようですが、息子様は塾の他、義母がやらせていた水泳、空手、ピアノなど習い事の数が多すぎて、そのせいでかなりのストレスを抱えています。友達と遊ぶ時間すらありません。
しかし、それを義母に伝えれば「あなたは甘やかしすぎる。そんなのでは、甘えた子に育つわよ!」と言われてしまいその後は反論できず黙ってしまっていました。
この時、実は心の奥でちゃんと自分の要求を義母に言えない自分に悔しさの感情が湧いてしまい自分自身に腹がたっているのです。
そして自分の悔しさに向き合いたくないので結果、その怒りの感情が沸き上がっているのです。
もしご相談者様が「私はこれ以上、息子が疲れているのをみるのが本当に辛い。息子はストレスで友達とも会えてないし、習い事を少し減らしてあげたら私は安心だ」と自分の気持ちと要求を義母へ伝えられたらどうでしょう?
その時は、義母は聞き入れてくれないかもしれません。
ただ、ご相談者様は自分の気持ちと要求を伝えられたので、自分への悔しさの感情はなくなります。
その結果、無意識での自分や他人への怒りの感情も少なくなりで、今までの様に感情に振り回されなくなります。
私はこう伝えました。
「これまではっきりと言えなかった自分を認めて、受け入れて、その上で、自分の気持ちとどうしてほしいかの要求を義母様へ伝えてみてくださいね」と。
ご相談者は実践しました。
その後、相談者様の怒りの感情は少なくなりました。
自分の気持ちと要求を伝えられたことで自分自身への悔しがなくなったからです。
私を主語にして自分の気持ちと自分の要求で伝えると相手は話しを聞いてくれる可能性が高まります。
聞いてくれない場合もあります。
しかし、大事なのは自分の気持ちと要求を伝えられたという事実です。
その結果、二次的な怒りの感情が減るのです。
対人関係で相手へ怒りの感情がわく場合、実はこのように自分の気持ちと要求を相手に上手く伝えれていない自分自身への悔しさ、情けなさの感情を認めたくないがゆえに、無意識で相手へ怒りを向けている場合が多いのです。
あなたも他人へ怒りの感情がわいた時は、なぜ怒りがわいているのか、その奥の真の理由を探ってみてくださいね。
もっと詳しい内容をカウンセリングでしっかりとお伝えしています。
まずはお試しカウンセリングでお会い出来ることを楽しみにしています。