幸福のサイクルへリードする
90日 和やかマインドメソッド
アダルトチルドレン専門カウンセラー平風かずのぶです
こんなお悩みをいただきました
「人間関係がうまくいかないとき、つい“私さえ我慢すれば…”って思ってしまいます。
でも、最近ふと“これって私、幸せなのかな?”って感じて…涙が止まらなくなりました。」
このようなお悩みを良く頂きます。
その涙は、「ずっと黙っていた本音」だったのかもしれません。
あなた自身、ずっと、自分の心を置き去りにしてまで、まわりを大切にしてきたのかもしれません。

「未来→今→過去」で自分を癒す
そんな我慢から解放されるために、スバリ、未来のあなたから今のあなたに声をかけてあげてくださいね。
多くの心理療法は、「過去→現在→未来」の流れで、過去の傷を癒し、今を変えようとします。
しかし、傷を癒しても癒しても、「内なる声」が聴こえてきて、自分を縛り続け、また苦しくなることがあります。
そういう時に大切なのは、逆のアプローチです。
つまり
未来の自分から今の自分を見つめる視点。
未来のあなたは、どんな表情で笑っていたいでしょうか?
どんな人と、どんな場所で、自分らしく生きていたいでしょうか?
そして、その未来のあなたが、今のあなたにこう言うのです。
「あのとき、“私さえ我慢すれば”って、たったひとりで抱え込んでたよね。
でもあの日、あなたが“本当は…”って言葉を発してくれたから、私の人生は動き始めたんだよ。
ありがとう。
あの一歩が、今の私をつくってくれた。」
未来→現在→過去
この未来視点から今を見つめると、不思議と、過去にかけていた意味も書き換わっていきます。
“我慢するクセ”は、愛されたかった小さなあなたの知恵だった
「私さえ我慢すれば…」という思考は、実は“優しさの裏返し”でもあります。
心のどこかで「自分を出したら嫌われる」「迷惑をかけたら価値がなくなる」
そんな不安を感じたことはありませんか?
それは幼い頃、家の中で誰かの顔色をうかがって育った人がよく持つ感覚です。
“親に心配をかけないように”
“兄、姉、弟や妹のために”
“お母さんの涙を見たくないから”
そうやって、優しいけど、不幸になる「いい子」の仮面をつけて生き抜いてきたのかもしれません。
「正しさ」と「孤独」の中で
僕もかつて、ずっと我慢してきました。
幼少期から誰にも心配かけないようにしようと。
認められようと。
会社員時代も上司や部下の期待に応え、成果を出し続け、「自分が耐えればうまくいく」と信じて働いていました。
でも、朝起きると、いつも襲ってくる自責の念、自己否定・・・・・
感情にフタをし続けるうちに、僕の心は次第に疲弊していきました。
平日は感情を殺し無理をし、週末になると、胸が締め付けられるような苦しさが続いたんです。
ある日、ふと鏡を見たとき、自分の目がまったく笑っていないことに気づいたんです。

「俺は…誰の人生を生きてるんだ?定年まで我慢し続けるのか?未来の僕はどう生きたいのか?」
その問いに答えが出ず、僕は崩れるように、我慢をやめることを決め、管理職を降りました。
そして、未来側でどうなりたいかを自問自答し続け、その後退職しカウンセラーとなったのです。
交流分析とアダルトチルドレンの「親の声」
私たちが「私さえ我慢すれば…」と感じてしまう背景には、
心の中に染み込んだ“親の声”が深く関係しています。
たとえば
「感情を出しちゃダメ」
「人に迷惑をかけるな」
「いい子にして偉いね」
こうしたメッセージを、子ども時代に繰り返し受け取っていると、
それはやがて“心のルール”として無意識に刻まれていきます。
このように、親や周囲の大人から刷り込まれた命令や信念が、
心の奥に残り続け、人生のあらゆる選択を縛ってしまう・・・・・
この心のしくみを、心理学では「交流分析(Transactional Analysis)」と呼びます。
交流分析とは、アメリカの精神科医エリック・バーンが提唱した心理学理論で、人の心の中にある「親・大人・子ども」の3つの自我状態(エゴグラム)を使って、人間関係のパターンや、無意識の反応を読み解く方法です。
この中の「親の自我状態(Parent)」が、子ども時代に受け取った“しつけ・価値観・命令”を記憶している部分になります。
たとえばAC(アダルトチルドレン)の方の多くは、この“親の声”を内在化しすぎていて、無意識に自分を縛っているのです。
人生を「我慢」でなく未来からの「願い」で動かそう
「私さえ我慢すればいい」
そうやって、ずっと、誰にも気づかれずに心をすり減らしてきたあなたへ。

もう、これ以上、自分を犠牲にしなくていいんです。
我慢を選ぶことで、守ろうとしてきたものはなんですか?
壊したくなかった関係?
嫌われないようにするための沈黙?
笑顔の裏で、何度も飲み込んだ“本音”……。
でも、断言できます。
“私さえ…”と、自分を置き去りにして生きる人生の先には、ほんとうの幸福は待っていないんです。
あなたは、そんなにまでして、自分を押し殺して生きる価値があるほど、「ダメな存在」なんかじゃない。
むしろその逆です。
人一倍、優しくて。
人一倍、空気が読めて。
人一倍、周りに愛を注いできた人なんです。
そんなあなただからこそ、あなたが心から笑える未来を、あなた自身が迎えに行っていいんです。
もういいんです。
あなたはこれまで、がんばりすぎた。
身体にも影響がたくさんでるくらいがんばりすぎた。
だからこそ、今、ここで。
どうか、自分の手をとってあげてほしいんです。
未来から来たあなたが、泣きながらこう言っている姿を想像してみてください。
「もう、じゅうぶん頑張ったよ。
私の気持ち、ちゃんと感じてくれてありがとう。
さあ、今こそ、一緒に未来をつくろうよ」って。
人生は、過去の延長線じゃなくて、“未来からの呼びかけ”に応える旅なんです。
あなたの「こう在りたい」という願いこそが、
新しい人生のコンパスになる。
そして、その一歩を踏み出したとき、過去に感じたすべての痛みが、あなたの優しさだったと、気づく日が来ます。
だからどうか今日は、
「もう、ひとりで抱え込まなくていい」と、胸に手を当てて、静かに伝えてあげてくださいね。
そして深呼吸して、空を見上げてみてください。
あなたにしか歩めない未来へ。
今日も、優しい風がそっと、あなたの背中を押してくれています。

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