【アダルトチルドレン克服】父親が不在がちな家庭で育ったアダルトチルドレンが「すぐ結果が出ないと自分を責める」理由と苦しさを手放すステップ

幸福のサイクルへリードする
90日 和やかマインドメソッド

アダルトチルドレン専門カウンセラー平風かずのぶです

こんなお悩みありませんか?

「何か新しいことを始めても、すぐに結果が出ないと『自分はダメだ』と激しく落ち込んでしまう」
「目標に向かって頑張っている途中で、少しでもつまずくと、まるで全否定されたような気分になる」
「常に焦っていて、プロセス(過程)を全く楽しめない」

仕事でもプライベートでも、必死に頑張っているのに、少しでも思い通りにいかないと強烈な自己嫌悪に陥ってしまう。

この生きづらさの背景には、もしかしたらあなたの幼少期の家庭環境、特にお父さんとの関係が深く影響しているかもしれません。

今回は、父親が不在、あるいは不在がちだった家庭で育った「アダルトチルドレン(AC)」の人が、なぜこれほどまでに「結果」に執着し、自分を責めてしまうのか。

多くの人が見落としがちな「ハッとする心理メカニズム」と、心を軽くするための解決策を解説します。

幼少期に「親の期待に添う結果」を常に求められてきたから

なぜ、すぐに結果が出ないと自分を責めてしまうのか。

このような生きづらさの原因はズバリあなたが幼少期から「親の期待に添うような、目に見える結果」を出すことだけを常に求められ、それ以外の自分を認めてもらえる経験が乏しかったからかもしれません。

特にお父さんが仕事で忙しかったり、母子家庭などで実際に不在や、心理的に家庭に不在(無関心など)だった場合、残された家庭環境には独特の歪みが生じます。

子どもは「普通に生きているだけでは、誰にも気づいてもらえない」という恐怖を抱くようになり、

テストで100点を取る

スポーツで優勝する

いい子でいて褒められる

といった「分かりやすい結果」を出すことでしか、自分の居場所を確保できなくなってしまったのです。

幼少期、親は世界の全てであり「結果を出さないと愛されない」と思い込んでいた

大人の目から見れば、「結果が出なくても次があるよ」と思えることでも、子どもにとっては死活問題です。なぜなら、子どもにとって「親」とは世界の全てだからです。

親に受け入れられることは、子どもが生きていくための「生存戦略」そのもの。

「結果を出すこと=愛されるための条件」になってしまったため、大人になった今でも、結果が出ない状況になると、まるで世界の終わりかのような不安に襲われ、自分を責め立ててしまいます。

そして、ここからが多くの人が気づいていない、多くのアダルトチルドレンの方が結果のみにこだわる、もう一つの視点、最も深い心理の罠をお伝えします。

あなたが結果のみにこだわるもう一つの視点、「お母さんを救いたかったから」

父親が不在がちな家庭において、一番のしわ寄せがいくのは「母親」です。

お父さんがいない寂しさ、ワンオペ育児のイライラ、将来への不安……幼いあなたは、そんな「お母さんの孤独やため息」を、隣でずっと敏感に察知していませんでしたか?

子どもにとって、母親の不機嫌や悲しい顔は恐怖そのものです。そこで健気な子どもは、ある「誤解」をします。

「お母さんが笑ってくれないのは、自分がダメな子だからだ」

「自分がすごい結果を出して、お母さんを喜ばせなきゃ」

一般的な心理学では「自分が愛されたいから結果を出す」と言われますが、実はそれだけではありません。

あなたは「自分が成果を出して、お母さんを笑顔にしたい。これ以上、お母さんを悲しませたくない」という、命がけの優しさから結果を追い求め始めたのです。

つまり、あなたにとって「結果が出ないこと」は、自分が愛されない恐怖であると同時に、「大好きなお母さんを笑顔にできない無力な自分」を突きつけられる、二重の絶望を意味していたのです。

だからこそ、すぐに結果が出ないと、狂いそうなほど自分を責めてしまうのです。

解決策は結果ではなく「過程(プロセス)そのもの」を心から認めること

この苦しい負のループから抜け出すための根本的な解決策は、「結果」に向けて進んでいる「過程(プロセス)そのもの」を、あなた自身が徹底的に認めてあげることです。

これまでは、ゴール(結果)に到達したときだけ自分を褒めていたかもしれません。しかし、これからは進むプロセスの1ステップごとにスポットライトを当てていきます。

他人の評価や目に見える成果、そして「親を喜ばせられるかどうか」ではなく、「今、自分が自分のために取り組んでいること」そのものに価値を置く練習をするのです。

では、日常の意識をどう変えるか?


例えば、あなたが資格の勉強を始めたり、仕事で新しいプロジェクトを任されたりしたとしましょう。

従来の思考(結果至上主義)

⇨「1ヶ月経ったのに、まだこれしか成果が出ていない。やっぱり私はダメだ。誰も笑顔にできない」と、すぐに自分を責めて挫折する。

これからの思考(プロセス重視)

⇨たとえ目標の成果に届いていなくても、「今日も机に向かって15分勉強した、その行動が素晴らしい」「結果はまだ先だけど、自分のために毎日続けられている」と、行動しているプロセスそのものを認め、ねぎらう。

もし、途中でつまずいて辞めてしまったとしても、「挑戦しようとして、実際に一歩を踏み出したこと」は紛れもない事実です。その「一歩踏み出した勇気」というプロセスを、自分で100点満点にしてあげるのです。

これまであなたの心の中にいた「悲しそうな親の顔(結果を出さないと喜ばない親)」をそっと横に置き、「自分のために歩んでいる自分」を一番近くで応援してあげてください。

まとめ

まとめとして最も大切なメッセージをお伝えします。

父親が不在がちだった環境で、自分のためだけでなく、大好きなお母さんを悲しませないために「結果」を追い求め続けてきたあなたは、本当に優しくて、健気で、これまでよく頑張って生き抜いてきました。

しかし、もう「誰かを笑顔にするための結果」を背負って生きる必要はありません。お母さんの人生の責任は、お母さんのものです。あなたはもう、その荷物を下ろしていいのです。

最終結論としてお伝えしたいのは、「あなたは、すぐに結果を出せなくても、たとえ誰かを笑顔にできなくても、生きているだけで十分に価値がある」ということです。

誰かの期待に応えられなくても、あなたの存在そのものの価値は1ミリも変わりません。これからは、結果を急ぐ自分に気づいたら、そっと胸に手を当ててこう言ってあげてください。

「誰かを救うために結果を出さなくても大丈夫。今、自分のために頑張ろうとしているプロセスが、もう100点だよ」

焦らず、一歩ずつ、あなたのペースで「ありのままの自分」を愛せるようになっていきましょう。

このお話が、あなたの心を少しでも軽くするヒントになれば幸いです。

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